第11回 おさかなのアレルギーについて

離乳食インストラクター協会ニュース記事

第11回

おさかなのアレルギーについてです。

アレルギーと聞いてしまうと
「離乳食でおさかなを使うのが怖い」と感じてしまうかもしれませんが
おさかなの素晴らしい栄養素は
赤ちゃんの成長には不可欠です!

おさかなのアレルギーの性質や
おさかなの扱い方を知っていれば
安全に離乳食でおさかなを取り入れられます。

ぜひ参考にしてみてくださいね↓記事はこちら↓

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おさかなのアレルギーについて

12回目

こんにちは。離乳食インストラクターでさかな屋の嫁、神田ひかりです。
今日は、おさかなのアレルギーについてお話しします。
アレルギーと聞いてしまうと「離乳食でおさかなを使うのが怖い」と感じてしまうかもしれませんが、
おさかなの素晴らしい栄養素は赤ちゃんの成長には不可欠です!
おさかなのアレルギーの性質や、おさかなの扱い方を知っていれば安全に離乳食でおさかなを取り入れられます。

●おさかなを食べて症状が出たら考えられる理由
おさかなを食べた時に異常症状が出たら(じんましん、顔や目が赤くなる、まぶたが腫れる、咳・喘息、腹痛、下痢、吐き気など)食べた人が「おさかなアレルギー」なのか「おさかなに問題がある」のか2つの理由が考えられます。

●おさかな「アレルギー」の原因
おさかなに含まれる「プルブアルブミン」というたんぱく質や、コラーゲンがアレルギーを引き起こす原因と言われています。
これらはほとんどの種類の魚に共通して含まれていますので、おさかなアレルギーを持つ人はあらゆる種類の魚でアレルギーを起こす傾向があると言われています。

●おさかなでアレルギー性の強いもの
アレルギー表示対象27品目に含まれる魚介類は「エビ、カニ、アワビ、イカ、イクラ、サケ、サバ」です。
また、症例の多いものとして「アジ、イワシ、マグロ、カツオ、サンマ、ブリ、タラ」があげられます。
上記のおさかなを離乳食で取り入れる際は、目安の月齢と分量をしっかり守って食後は体調観察をしっかりしてあげて下さいね。

●おさかなに問題がある「食中毒」の原因
おさかなを常温で放置したり古い魚を食べると起こる「ヒスタミン中毒」。
ヒスタミンに汚染されたおさかなはいかなる調理を施しても死滅しないため食中毒は避けられません。

また寄生虫が繁殖した魚を生食した場合に起こる「アニサキス食中毒」。
これらの食中毒は特にサンマやイワシなどの「青背魚」で起きやすいといわれていて、
おさかなに対してアレルギーがない人にも起こり得ます。
また症状もアレルギー症状によく似ているので「おさかなアレルギー」と勘違いしてしまう事があります。
おさかなの保冷管理はしっかり行い、必ず加熱してから与えるようにしましょう。

「おさかなアレルギー」「食中毒」どちらかの症状が出た場合、また、
ご両親ご兄弟がアレルギー持ちの場合や、赤ちゃんがすでにアレルギーの疑いがある場合は、
自己判断で離乳食を止めたり進めたりせずかかりつけの専門医へ相談しましょう。

●まとめ●
・おさかなを与える順番と目安量を守る
・新鮮なおさかなを選び調理までしっかり保冷管理し、必ず加熱する
・初めて食べさせる時は、赤ちゃんの体調がいい時、平日の午前中、1日1種 類、ひとさじから始める
・おさかなを食べて症状が出たら自己判断せずにかかりつけの専門医へ
「アレルギーなのか、食中毒なのか」判断できるように、食べたもの・調理環境などをしっかりメモしてお医者さんに伝えること

0歳で食物アレルギー症状が出ても成長と共に緩和され、症状が出なくなる事も多いと言われています。
アレルギー症状が出たからといって落胆せずに専門医の先生と相談しながらゆっくり前向きに離乳食と向き合えるといいですね。
そして、上記4点を心がけながら赤ちゃんに素晴らしいおさかなの栄養素を与えてあげてくださいね!